RSI:相対力指数
世界中のFXトレーダーが愛用しているMT4には、
主要インジケーターの一つ「RSI」がすでにインストールされています。
これは「Relative Strength Index」の頭文字を取ったものです。
日本語では「相対力指数」と訳されます。
RSIは相場の強弱を教えてくれる
RSIで相場の何を見るかというと、まず相場の強弱を見ます。
ちょうど真中の50%を境にして、
相場が50%以上にある時は上昇傾向にあると判断し、
逆に相場が50%以下にある時は相場は下降傾向にあると判断します。
RSIは相場の売られ過ぎ/買われ過ぎも教えてくれる
次に、RSIで相場の売られ過ぎ/買われ過ぎを見ます。
相場が70%以上にある時は買われ過ぎの水準を表し、
したがって相場はこれから下降することを暗示します。
逆に相場が30%以下にある時は相場が売られ過ぎを表し、
相場はこれから上昇することを暗示します。
以上の2つが基本的な使い方です。
RSIの応用的な使い方:逆行現象
この上さらに応用的な3つ目の使い方があります。
これは”逆行現象”を見るものです。
逆行現象とは、
(1)相場は下降しているのにRSIは逆に上昇している現象と、
(2)相場は上昇しているのにRSIは下降している現象のことをいいます。
(1)は、下降してきた相場はその終わりに近く、
相場も反転し上昇することを暗示します。
(2)は、上昇してきた相場はその終わりに近く、
相場も下降することを暗示します。
この逆行現象は、かなり信頼度が高いとされています。
MT4でRSIを表示するには?
MT4でインジケーターRSIを表示する方法は、
まず画面左上の「ナビゲーター(Navigator)」 をクリックして
インジケーターの一覧を出します。
「罫線分析ツール」の中の「オシレータ—」のグループの中にこのインジケーターがありますので、
これを2回左クリックして設定画面を出します。
「期間」は通常「14」を使います。
下の「OK」をクリックすると画面に表示されます。