ストップを入れない
ストップとは損切りのオーダーのことです。
損失をが出た状態で決済するのはなかなか心理的に難しい傾向にあります。
そのままではずるずると損失が膨らんでしまうばかりです。
そこで、あるところまで損失がくると自動的に決済し、
被害を最小限に抑えられるようにストップは必ず設定しておきましょう。
相場の変動もありますが、
PCなどのトレード環境のトラブルで長時間決済できない状態になる恐れもあるため、
もしもの時のためにもストップの設定は大切です。
利益確定のタイミングに迷いがある方は
あらかじめ利食いのオーダーも入れておくのも良いです。
損小利大となるように、まずは損切り幅1、利食い幅2から始めると良いでしょう。
やたらエントリーしてしまう
FXを始めた当初の私もそうだったのですが、とにかくエントリーしたい衝動にかられ、
感覚的にエントリーしてしまっていました。
一回のエントリーで負けては「次に勝てばいいや」と新たにエントリーを繰り返してしまいます。
このようなエントリー方法はただのギャンブルでしか無いため、
次第に資金を食いつぶしてしまいます。
自身のトレード手法が確立されていない
上の「やたらにエントリーしてしまう」と類似しますが、
まずは何かひとつ「これでいこう」と思える手法を見つけることが大切です。
その手法を軸に少しずつチューニングしていけば、より勝率の高いものへ成長します。
考えもなしにエントリーしてしまうのは絶対にやってはいけません。
複雑にインジケータを組み合わせすぎている
インジケータでアレコレやることが目的になってしまっている方も多いのではないでしょうか。
まずはインジケータを使用する際はまずはシンプルに考えるべきです。
いくつかのインジケータを組み合わせて使う場合は、
ひとつひとつのインジケータを使う理由が明確になっていなければなりません。
インジケータはただなんとなく組み合わせて使ってはいけません。
短い時間足に振り回されている
短い時間足ではエントリーのサインがよく現れますが、同時にダマシも多いです。
長い時間足ではダマシの確率は少なくなる一方、エントリーのサインは少なくなります。
そのため、エントリーチャンスの多い短い時間足でトレードを行う人が多い傾向にありますが、
チャンスも多いけれどダマシも多い、ということをしっかりと理解した上でエントリーを行いましょう。
初心者は変なクセがつかないように、まずは長い時間足を使うようにするのが得策かもしれません。
1分、5分、15分足は慣れてから使用するようにしましょう。
成績を確認しない
過去の自分の取引を見直し、次のエントリーに活かすことはとても重要です。
負けるトレーダーの中には、自分の成績を把握していない人もいるようです。
それでは、過去の失敗と同じ失敗を繰り返してしまい、とても利益を上げることはできません。