FXは小さく負けて大きく勝つ
FX取引では「100%勝てる」という手法はありません。
しかし、損小利大という言葉があるように、
小さく負けて大きく勝つ、ということが非常に重要になります。
勝ちやすい相場
FXでは、買い・売りの2種類のエントリーが可能です。
そのため、勝ち負けも50%・50%の確率と考えてしまいがちですが、
決してそうではありません。
確実に勝ちやすい相場というものが存在します。
それは、トレンドが出ている相場です。
上昇トレンド、下降トレンドが出ている相場は勝ちやすい局面と言えます。
このような相場は戦略的にはラクです。
逆に、トレンドが出ていないトレンドレスな場面では、
勝ちやすい方向が判断しにくく、アマチュアに限らずプロにとっても
損をする確率が高くなります。
どうトレンドを判断する?
小難しく考えるのではなく、
なるべくシンプルに考えるのが、勝率アップへの近道と言えます。
感覚で判断するのではなく客観的に判断できるように、
例えば移動平均線を使用するのが初心者には良いでしょう。
基本的には平均線から上に離れている時は上昇トレンド、
下に離れている時には下降トレンドと判断できます。
トレンドの強さは平均線との乖離を見ればよいです。
平均線と離れていれば離れているほどそのトレンドは強いと言えます。
エントリーしないことも大事
トレンドが弱い時は、迷わずエントリーを控えましょう。
平均線との間隔が狭くなったり、平均線と接触が発生した場合は
再びトレンドが発生するため待つべきです。
ここで、不必要にエントリーしてしまい損失を出してしまう初心者が多いと言われています。
複数の時間足で判断する
FX業者が提供するチャートや、本サイトでも紹介しているメタトレーダー(MT4)といった
チャートソフトはとても高機能なため、複数の時間足での確認が簡単に行えます。
トレンドを判断するのに、有効な方法として複数の時間足で確認する方法があります。
より大きな時間足で出ているトレンドが強いトレンドということになります。
例えば、4時間足と1時間足では4時刊足の方がトレンドが強く、
1時間足と15分足では15分足の方がトレンドが強い、といった判断ができます。
よって、より勝率を高めるテクニックとして、
長い時間足でトレンドを確認し、短い時間足でもトレンドを確認し、
同じ方向にトレンドが出ている時にエントリーする、という手法が有効です。
例、1時間足で上昇トレンドが出ている
→15分足でも上昇トレンドが発生したタイミングでエントリー
→15分足で上昇トレンドが終了したタイミングでエグジット
まとめ
●客観的な指標を使ってトレンドに乗る!
●トレンドが無いときは無理にエントリーせずに待つ!
●複数の時間足を使って確かなトレンドに乗る!