FXが初めての人は買い／売り注文どちらもやってはダメ
FX初心者、あるいはトレードの成績が安定しない方は、
とりあえず「買い注文」のみでトレードするようにした方が良いかもしれません。
買い注文、売り注文どちらも行っていると、相場の値動きに必要以上に目がいってしまい、
エントリータイミングが雑になってしまう傾向にあります。
そうなると、自分のトレードスタイルの確率も難しく、
知らず知らずの内に、感覚的なギャンブルトレードになってしまいます。
「買い注文」のみで、ひたすら「待つ」！
それを改善するためには、「待つ」ことを体に覚えさせることが大切です。
思い切って、売り注文は禁止し、買い注文のみで戦って見てください。
これまでは上昇も下降も追っていたのが、上昇だけ追えば良いため、
考える量が半分になり、頭のなかがスッキリし、シンプル相場と向き合えるようになります。
買いと売りどちらも行っていた時に比べて、
エントリーのタイミングが減るため、
ついつい不用意に手をだしたくなります。
そこをひたすら待って、我慢できるようになれば、
この訓練は卒業となります。
そのあと「売り注文」のみでひたすら待つのもグッド！
買い注文のみで、「待つ」ことを覚えたら、
これまでのように売り買いどちらも行っても良いのですが、
次に、同じように「売り注文」のみで待つ訓練もしてみると、効果アップです。
上昇と下降で、上に行くか下に行くかの違いだけですが、
人間の心理上は同じには見えていないことが多いです。
上を眺めるのか、下を眺めるのかで若干風景・心象が異なります。
これを改善するために、売りのみでのトレードという訓練も、
今後FXで利益を上げていくためには必要なことです。
「待つ」ことを覚える！
テレビなどでデイトレーダーが高速で売買を繰り返す様子に憧れて
FXの世界に入った方もいらっしゃると思います。
そのようになるためには血と汗と涙の経験が必要になります。
まずはひとつひとつのトレードに命を懸けて「待つ」ことを体に覚えさせてください。
憧れた高速トレードで利益を上げている方は、
この「待つ」と「エントリー」を高速で行っているのです。
