ボリンジャーバンド?
多くのFXトレーダーに使われているMT4には、
トレンド系、オシレータ—系、ボリューム系などに性質上分類される
さまざまなインジケーターがすでにインストールされています。
MT4のインジケーターの一つに、
おなじみのボリンジャーバンドがあります。
為替チャートにこれを表示させる方法は、
まず画面左上の「ナビゲーター(Navigator)」をクリックします。
そうするとインジケーターの一覧が出ます。
ボリンジャーバンドの設定は?±1σとは?
ボリンジャーバンドは「罫線分析ツール」の最初にある「トレンド」の中に
リストされていますので、これを2回左クリックします。
そうすると小さな設定の画面が出ますので、
ここで表示したいボリンジャーバンドの設定をします。
まず「期間」で、中線になる単純移動平均線の期間を設定します。
一般的に期間「20」を使うことがポピュラーですが、
「21」や「25」でも自分の好きなように設定できます。
その下に「偏差」とあるのは、中線の上下にくるバンドの設定です。
「偏差」に「1」を入れ、
下の「OK」をクリックすると、±1σバンドが表示されます。
統計学上、この±1σバンドの範囲の中に為替の68.27%収まります。
±2σ(シグマ)とは?
次に、もう一度ナビゲーターのリストの「ボリンジャーバンド」を2回左クリックして設定画面を出し、
「期間」に「20」など先ほどと同じ数字を入れ、「偏差」に今度は「2」を入れて「OK」をクリックします。
そうすると±2αバンドが表示されます。
この±2σの範囲内には、為替の95.45%が収まります。
たとえば±2αバンドでしたら為替の約95%が入るといように、
ボリンジャーバンドは為替の動きを予測するのに役立ちます。
±3σ(シグマ)とは?
為替の99.73%が収まる±3σも表示したい場合は、
同じようにして「期間」に数字の「3」を入れて表示させます。